ハンマーストレングスマニアが語る!大胸筋上部マシンのすべて!

ジムトレ

私は普段ゴールドジムに通っているのですが、ハンマーストレングスのマシンが大好きです。
24時間ジムのエニタイムフィットネスなど、今では色々なジムで、ハンマーストレングスのマシンを見かけることが多いと思います。

ハンマーストレングスは、各部位で複数種類のマシンが用意されており、自分の好みのマシンを探すことも、楽しみの一つです。

そんなハンマー好きな私がオススメする、大胸筋マシンを紹介したいと思います。

トラキチさん
トラキチさん

大胸筋のマシンだけでも、6種類もありますので、今回はインクライン系のマシンを
解説していきたいと思います。

ハンマーストレングスマニアが語る!大胸筋上部マシンのすべて!

出典:https://www.lifefitness.jp/ja-jp/hammer-strength/hammer-strength-plate-loaded

アメリカ4大スポーツ(NFL/MLB/NBA/NHL)や、ボディビルダー、プロレスラーといった身体が資本のトップアスリートにも愛用されているトレーニングマシンです。

主にプレートロードシリーズという、重量をピンで変更するようなウエイトスタック式マシンとは異なり、バーベル用のプレートを追加していくことで負荷を調整します。

プレートロードシリーズの最大の特徴は、テコの原理を応用していることで、動作中に常に負荷が抜けることがなく、尚且つスティッキングポイントで最大に負荷がかかるようになっています。

フリーウエイト種目は、重力が鉛直方向にかかるため、上から下にしか重さがかかりませんが、マシンの場合は滑車とケーブルを使い、水平方向に押したり引いたりしても、重さがかかるようにしています。

しかし、通常のウエイトスタック式のマシンは滑車(プーリー)を複数使っているため、勢いよく押したり引いたりすると、慣性が働き重さを感じないポイント(負荷が抜けるポイント)が出てきてしまいます。
プレートロードマシンは、このいわゆる力が抜けてしまうポジションが少なく、フリーウエイトのように動作中は常に負荷が乗っている状態を作りやすくなります。

フリーウエイトに近い負荷を感じられながら、水平方向に押したり引いたりしても刺激が入るのが最大の特徴です。

また、プレートロードマシンの他に、MTSシリーズ(モーションテクノロジーセレクトライズ)という、負荷方式がウエイトスタックバージョンもあります。

プレートロードシリーズとは異なり、ピンの差込により重量選択が可能なため、ドロップセットのような最後の追い込みが容易に行うことができます。
通常のウエイトスタックマシンは、ケーブルを滑車(プーリー)の通しておりますが、MTSシリーズはケーブルではなくベルトを採用することで、マシンの強度や負荷の乗り方が少し違うことも特徴的になります。

大胸筋上部用のマシン

ハンマーストレングスでは、大胸筋上部マシンは主に3つあります。

プレートロードインクラインプレス

インクラインプレスは、アームの軌道を斜め上に上げる事で大胸筋上部を刺激します。

出典:https://www.lifefitness.jp/ja-jp/catalog/strength-training/plate-loaded/hammer-strength/plate-loaded-iso-lateral-incline-press

うーん、公式HPのマシン 画像が若干違っているようですね、、、
まあ、仕方ないので解説に進んでいきますが、、

大胸筋上部の働きの一つに、肩関節の屈曲動作があります。
分かりやすく言うと手を前に上げる動作です。

このマシンでは、アームが斜め上に挙上することで、肩関節の屈曲に近い動きを再現してくれる構造になっています。
アームの軌道で大胸筋上部を刺激する構造のため、背もたれパッドは垂直に近い角度になっており、通常のチェストプレスマシンのシート構造と遜色はありません。

上のマシン画像は違っていますが、実際はグリップがハの字になっていて、若干手首を外側に捻る回外の位置で握れるようになっているため、平行で握るグリップよりもより自然に握れ、肩前部への負担が少なくなります。
また、これは全てのマシン に共通ですが、アイソラテラルという左右独立でアームが動く仕様のため、片側づつのエクササイズが可能となり、より対象部位にフォーカスすることができます。

ハンマーストレングスのチェストマシンは、内側に絞り込む軌道になりますが、インクラインプレスは、より内側に入っていく感覚があるため、大胸筋上部の内側までしっかり刺激を入れることが可能です。

プレートロードスーパー・インクラインプレス

スーパー・インクラインプレスは、インクラインプレスと異なり、シートが少し倒れて角度がついていることが最大の特徴です。

出典:https://www.lifefitness.jp/ja-jp/catalog/strength-training/plate-loaded/hammer-strength/plate-loaded-iso-lateral-super-incline-press

インクラインプレスは、アームの挙上角度を肩関節が屈曲されるように設計されているのに対して、スーパー・インクラインプレスは、背もたれ角度を65−70度程度に倒し、フォームを固めることで大胸筋上部を刺激するような作りになっています。

アームの動きは、外から内側に円弧を描くように挙上していくため、イメージで言うとインクラインダンベルプレスの動きをマシンで再現しています。

通常インクラインのベンチプレスやダンベルプレスは、30−45度のベンチ角度で行うのが一般的です。
稀にスミスマシンを使ったインクラインベンチプレスで、角度を60−70度程度のハイインクラインプレスを行う方がいますが、このハイインクラインプレスとインクラインダンベルプレスを組み合わせたようなマシン構造です。

人によっては、肩前部に刺激が入ってしまうため、胸椎を柔らかくし胸を天井に突き上げるくらい張れると大胸筋上部に強い刺激が入ります。

MTSインクラインプレス

MTSインクラインプレスは、軌道はプレートロードシリーズとさほど変わりませんが、ウエイトスタック式になっているため、重量の選択が容易にできます。

出典:https://www.lifefitness.jp/ja-jp/catalog/strength-training/selectorized/hammer-strength/iso-lateral-incline-press

また、座面がプレートロードシリーズは幅が広く大振りのため、小柄な方は足が届かないですが、MTSシリーズは、コンパクトな作りになっているため、足の踏ん張りが使えるため、やり易いという方もいるかもしれません。

セッティングが容易なこともあり、初心者の方でも比較的使いやすく、また軌道が大胸筋上部を刺激しやすいように動くため、シートの高さと胸郭を張ることにフォーカスすれば、自然と大胸筋上部を使うことができます。

マシン自体導入されているクラブが少ないため、非常にレアですが、見かけたらぜひ使ってみていただきたいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ハンマーストレングスは、大胸筋マシンだけでも6種類、上部、中部、下部でそれぞれ2種類あり、自分のやりやすさや、骨格に合わせて選択することが可能です。

全種類を置いてあるクラブはさすがに無いですが、今では24時間ジムなど大型のチェーン店になると、他店の利用ができるため、好きなマシンを探せると思います。

ぜひ、使ったことのないシリーズのマシンがあれば、試してみてください!

トラキチさん
トラキチさん

ちなみに私は、スーパー・インクラインプレスが好きです!

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